設立趣旨
社団法人 日本中古ピアノ協会 ( JUPA )は中古ピアノを安心してお客様にお取引いただくための品質鑑定・査定教育の第三者機関です。
中古ピアノの売買において利益を生じない第三者機関として、お客様が安心して中古ピアノを購入できる仕組みと環境作りを目的とし、中古ピアノ普及のために活動を行います。
社団法人 日本中古ピアノ協会 ( JUPA )は中古ピアノを安心してお客様にお取引いただくための品質鑑定・査定教育の第三者機関です。
中古ピアノの売買において利益を生じない第三者機関として、お客様が安心して中古ピアノを購入できる仕組みと環境作りを目的とし、中古ピアノ普及のために活動を行います。
■ 法人名: 社団法人 日本中古ピアノ協会
■ 目的: 中古ピアノを安心してお客様にお取引いただくための品質鑑定・検品教育の第三者機関です。中古ピアノの売買において利益を生じない第三者機関として、お客様が安心して中古ピアノをお取引できる仕組みと環境作りを目的とし、中古ピアノ普及のために活動を行います。
■ 設立: 平成22年4月
■ 主たる業務: 中古ピアノの検品、中古ピアノ検品制度の構築、検品士養成研修会の実施、検品士技能検定試験の実施、中古ピアノ検品士証の発行
■ 公告方法: 公告は、官報に掲載する方法により行う。
■ 決算期: 事業年度は、毎年4月1日から翌年3月31日までの年一期とする。
■ 営利を目的としない第三者機関とし、公平性を保つ。検品士のスキルを平準化していく。
■ 検品から検品認定シール発行まで一連の流れを体系化する。
■ 検品教育支援により知識、情報、技能を持った専門のスタッフを育成する。
■ 説明の根拠となる・検品認定シールを掲示することにより、お客様の安心感を得られるよう告知していく。
■ 中古ピアノ検品制度の構築
■ 中古ピアノの検品
■ データベース公開
■ 検品士養成研修会の実施
■ 検品士技能検定試験の実施
■ 中古ピアノ検品士証の発行
■ 中古ピアノ検品店の認定
■ 検品士の登録、管理
■ 検品士技能向上研修の実施
■ 検品に関する実態調査と指導
■ 検品基準の設定と研究、開発
■ 検品士技能コンテスト、セミナーなどの開催
日本国内で製造された中古ピアノを日本だけでなく、世界中で安心してお使いいただけるよう、さまざまな調査をおこない、お知らせしていきます。
令和4年3月16日発表
JUPAが発行している、日本製ピアノ認定証及びJUPAシールの偽造品が出回っている事を確認致しました。
偽造証明が添付されている物の中には、製造番号の改ざん、機種名の偽造、ブランド名の改ざん等の悪質なものが含まれていました。
JUPAでは、協会認定検品士により、正規日本製ピアノを確認した上で、JUPAシール、証明書を発行しております。
お買い求めの際には、JUPA加盟店お求め下さい。
また、ご購入検討中のピアノが、JUPA認定品であるかどうかのお問合せは、JUPAホームページから、メーカー、機種、製造番号をご記入の上、メールでお問合せ頂ければご回答いたします。
JUPAは、世界中のピアノユーザー様に対して、日本製中古ピアノを安心してご購入頂けるよう活動してまいります。
平成25年8月27日発表
JUPAの取り組みとその姿勢について JUPAは、日本製を名乗る贋作の流通を防止するために検品認定シールの発行をはじめ、 製造番号問合せの対応等、さまざまな活動を行っています。
1.安心して日本製の中古ピアノを購入できるように
贋作であるにもかかわらず、「メーカー純製」と謳い、中古ピアノが販売されています。
それに対して、当協会はエンドユーザーが安心して日本製中古ピアノを購入できる仕組みを作っています。
まず、検品認定士が厳しくピアノをチェックし、日本製の中古ピアノかどうかを判定します。
認定された日本製中古ピアノには検品認定シールが貼られ出荷されます。
そして当サイト内に「製造番号検索」のページを設けて、
日本製の中古ピアノであるかどうかの確認ができるようにしています。
(https://www.jupa.or.jp/japanese/form.html)
また、YAMAHAもアメリカ向け新品ピアノについて、US YAMAHAがホームページ上に
アメリカで正規販売されたピアノか、並行輸入されたピアノかを
区別することができるページを設けています。
日本国内向けに販売されたYAMAHA製中古ピアノの製造番号を入れると、
「USマーケット用のピアノではありません」と表示されます。
2. 堅牢かつ高品質な日本製ピアノについて
日本製のピアノは世界各地に出荷されています。
さまざまな気候条件があり、その気象条件に合った製造方法を
採用すべきであるという考え方があります。
たとえば、YAMAHAでは、製造工程において、出荷予定の地域の気候条件に合わせた
湿度調整を行います。
しかしながら、JUPAが会員業者に調査を行ったところ、
「日本国内向けに製造されたピアノを20年以上にわたり欧米、東南アジア、オセアニア
その他さまざまな気象条件の国々に輸出していますが、
湿度に起因する重大クレームは1件も起きていない」とのことです。
つまりYAMAHAをはじめとする日本製のピアノは様々な気象条件でも耐えうる堅牢で、
かつ高品質なピアノであるといえます。
また、YAMAHAも日本国内向けに製造された中古ピアノを
ヤマハピアノサービス(YAMAHA100%出資の子会社: https://www.yamahapianoservice.co.jp/)が
日本国内において中古ピアノの買い取りをしており、世界各地に輸出しています。
ヤマハピアノサービスホームページ上では、
「日本はもちろん、イギリス・イタリア・ギリシャ・フランスなど
世界の子どもたちのもとへ旅立っていきます」と表現されています。
このことからYAMAHAも自信を持って中古ピアノを輸出販売していることが分かります。
3. ピアノのメーカー保証について
新品ピアノについて、メーカーが保証を付けるのは家電製品に メーカー保証が付くのと同じように必然であると言えます。 「当協会で保証しないのか」というお問い合わせをいただくことがありますが、 中古ピアノの保証は販売する業者が付けるものであり、クレームが発生した場合、 販売店が対応するのが普通であると考えます。 当協会は、保証というより、きちんとリペアができて、 安心して使えることが大切であると考えます。 YAMAHAをはじめとした日本のメーカーは丹精込めてピアノを製造しており、 自信を持って提供できるだけの品質があります。 安心してお取引ください。
出典
https://www.yamaha.com/ussub/pianos/ SerialNumberlookup.aspx
Yamaha Piano Serial Number Search
https://www.yamahapianoservice.co.jp/
ヤマハピアノサービス 「お客様の声」
平成23年2月9日発表
平成22年7月20日発表
海外に輸出された日本製中古ピアノ(1998年以降、調査対象10万台以上)について輸出元に聞き取り調査を実施したところ、輸出先の気候的特徴に起因する品質変化による楽器として深刻なクレームは報告されておりません。
■ 試験対象者
ピアノ専門学校卒業者(ピアノ・調律科卒業者に限る)または、ピアノ販売もしくは修理経験が1年以上ある者でJUPAが実施する検品方法・機械物の研修を終了した者
■ 実技試験
内容:制限時間内に4台のピアノを検品しランクをつける。
制限時間:60分
■ 学科試験
内容:ピアノの検品に必要な基礎知識・専門知識を確認する
制限時間:60分
■ 合格基準
実技・学科で50点満点中45点以上合格とする
ただし、学科試験の問1・2が満点であること
■ 研修内容
試験対象者が受講する研修について、下記内容で実施。
① 基本情報とランクのつけ方について
② ボディのランクのつけ方・実践
③ ボディ以外のランクのつけ方・実践
④ 機械物の説明・操作方法
⑤ まとめ
研修時間:2時間 (計10時間)
当協会独自の調査により、日本国内で製造されたと断定できる中古ピアノのみに貼付しています。
YAMAHA、KAWAIをはじめ、日本国内のピアノメーカーであってもそのブランドが必ずしも日本国内で生産されたものとは限りません。当協会では厳格に審査をおこない、クリアしたものについてシールを貼付しています。
E-mailアドレス: info@jupa.or.jp